フレッツ光があまりに遅いのでプロバイダをエキサイトからASAHIネットに変えてみました

この記事は約10分で読めます。

家ではフレッツ光を使ってもう6,7年になるのですが、最近、やたらと通信速度が遅くなってきて、ちょっとした画像の読み込みにもイライラするぐらいになってきました。

しかも、途中でフレッツを隼?に切り替えたので、契約回線は最大1Gbpsになっているはずです。

そこで、久しぶりにスピードテストしてみると、驚愕の事実が判明しました。なんと、スピードテストで1Mbpsを切っているではないですか。あまりの遅さに愕然としました。

契約回線である1Gbpsの1000分の1も出ていません。誇大広告でJAROに訴えたいレベルです。

これだけ遅いと、フレッツを契約している意味がまったくなく、昔使っていたADSLの方がよっぽどマシなぐらいです。ADSLに比べると、フレッツ光は料金が倍なのに、速さが数分の1って、明らかにおかしいですよね。

さすがにこの遅さには耐えきれず、結局、プロバイダを変えてみることにしました。

BBエキサイトはプロバイダとして遅すぎる?

フレッツのプロバイダは最初、OCNで契約していたのですが、プロバイダ料金が高かったので、当時業界No1の安さに釣られてBB.Exciteに切り替えました。

たしか、エキサイトはIIJの2次業者で、ちょっと不安だったのですが、月500円の料金はとても魅力的でした。通常のプロバイダの半分以下です。

かなり安いBB.Exciteですが、契約した当時は常時、3、40Mbpsは出ており、それなりに快適に使っておりました。

私の使い方ではそれだけ出れば十分で、つい最近までは特に不満もなかったです。

ただ、ここ最近の遅さは異常です。

最初は夜だけが遅かった気がするのですが、この頃は土日の昼間でも気が付けば、1Mbps以下になっていることが常態化しておりました。

さすがに1Mbpsを切ると、LTEのパケット切れみたいになるので明らかに画像の読み込みが遅いのが分かります。さすがにこれは詐欺ですね。とてもフレッツの速度とは思えないです。

「フレッツ 遅い」でネット検索してみると、あちこちで同じような不満が噴出しておりました。最近のフレッツは加入者が増え過ぎてかなり遅くてなってきており、あちこちで同じような現象が発生しているようです。

エキサイトの評判もかなり悪かったのですが、かといって大手プロバイダの評判もよくありませんでした。

《参考》 フレッツ光 2020年 急激に遅い評判増える その原因は?

このサイトによると、フレッツが遅いのはプロバイダの問題ではなく、大元のNTTがダメダメらしいです。

ただ、問題なく快適に使っているという人も結構おり、回線の収容人数やプロバイダにも依存するようです。

今は、NURO光がすごいらしい

それにしてもフレッツが遅い原因を調べていると、よく話題になっているのが、NURO光です。とても速いそうで、評判がすごく良いです。また、キャンペーンでキャッシュバックもバンバンやっており、今契約するなら、これが最強です。

しかも、回線速度が2Gbpsとフレッツ光の倍もあります。(論理スピードですが。。。)

論理的な最大速度の話をしてもあまり意味はないのですが、NURO光の場合はまだまだフレッツ光ほどメジャーでなく、1本の回線に収容されている人数もフレッツに比べてかなり少ないようです。

また、NTTから借り入れている回線もフレッツより速いらしく、実測ではかなりの差が出ているようです。実際に、数百Mbpsも出ているという人がごろごろいます。

そのうえ、無線ルーターまで無料で付いてくるというお得感もあります。

ただ、サービス提供地区がまだまだ限定されており、全国区では利用できません。

うちは、ちょうどサービス提供地域だったので、こっちに切り替えようかとも思ったのですが、また工事が必要なこともあり、少しメンドウかなと、とりあえず、今回はプロバイダだけ切り替えて様子を見ることにしました。

フレッツ光のプロバイダはどこが良いのか

今回、プロバイダを乗り換えるにあたり、どこが良いのかと、色々と調べてみました。

あちこち、ネットの口コミをチェックしたのですが、これがまた判断がとても難しいです。

同じプロバイダーでも、書き込み時期の違いや地域によって評判もかなり違い、ちょっと前と今では状況もかなり変わってそうです。

そのため、今の状況で、どのプロバイダが良いのか、とても分かりずらいのです。

XXXはダメだという人がいるかと思えば、めちゃくちゃ安定しているという人もいる、といった状況でした。

たぶん、同じプロバイダでも地域によって収容人数も違うので、かなり変わってくるのでしょう。

先の記事にもあったように、そもそもNTTの元回線が混雑している状況では、どのプロバイダにしても変わりないです。

ただ、Exciteの評判はその中でも特によくなかったです。

ネットで検索した結論として、Excite以外はどこもあまり変わらない感じでした。とういうことで、とりあえずExcite以外を試してみることにしました。

各社の料金やキャンペーンを見比べたのですが、プロバイダー契約だけでは各社ともそんな大きなキャンペーンはやっておらず、イマイチ決め手にかけます。

そこで、最終的には、キャンペーンがあり、料金がそこそこ安いASAHIネットに決めました。

ASAHIネットは月780円で、業界第2位の安さです。また、速くなると言われているIPv6対応を売りにもしています。

《参考》 「IPv6接続機能」のご案内

私が契約したときには、ASAHIネットのキャンペーンで、23ヶ月間だけ380円安の月400円となるものでした。400円ということは、Exciteより安いです。(2年間だけですが。。。)

その他の大手はどこも料金が1000円以上で、しかもキャッシュバックがほとんどなかったです。

ASAHIネットにも、ちょっと悪い口コミがあったのですが、このまま、Exciteで契約しているよりはよっぽどマシかと、思い切って即決で契約してみました。

ASAHIネットでプロバイダ契約してみました

どこもそうなんですが、今は自分のところの光回線契約を推しているので、プロバイダ契約だけのプランの扱いはとても雑です。そのため、どのプランを選べはよいか分かり難いです。

ASAHIネットの場合、「ASAHIネット 光 withフレッツ」でした。この名前からは何の契約なのか全くわからないです。。。

《参考》 プロバイダ乗り換え|フレッツ光のプロバイダはASAHIネット

さっそく。ASAHIネットのWebでプロバイダ契約を申し込んだのですが、Exciteのように即時IDを発行してくれず、ID、パスワードは後日、郵送するということでした。結局、3、4日は掛かりました。今時、ちょっとダメな感じです。

数日後、会社から帰ってくるとようやくIDが郵送で届いていたので、さっそく、フレッツのルーター設定を変更してASAHIネットに繋いでみました。

さくっと繋がったのですが、なぜだかipv6接続できない状況でした。

あちこち触ってみたのですが、わからなかったので、ASAHIネットのWebにログインして契約状況を確認してみると、まだコース変更中となっており、IPv6接続ができない状態でした。

その後、一週間経ったのですが、今もコース変更中のステータスのままでIPv6接続させてくれません。どこまで遅いのか。。。

仕方なく、このままの状態でスピードテストしてみたのですが、最初は、30Mbps弱は出ていました。

まあまあ良いじゃないかと、思っていたのですが、何回かテストしていると、結局、15Mbps程度に落ち着きました。

その後も、何回かスピードテストしていたのですが、時間帯によって結構スピードは変わるみたいです。今は夜で、回線が混み合っている時間帯なので、10Mbps以上出ていれば良しとします。

まあ、フレッツ光としては及第点という感じなのですが、さすがにExciteの1Mbps以下に比べれば、雲泥の差です。

ASAHIネットもIPv6接続すれば、もっと速くなるとホームページで宣伝しているので、それにも期待してます。(早く繋げるようにしてほしいです)

さっきもう一度スピード測定してみると、なんと90Mbpsも出てました。

昼間はこんなにもスピードが出るみたいです。常時これだけのスピードが出れば何も文句ないんですが。。。

この前測定したときは無線LANだったので、今度夜にもう一度LANケーブルを繋いでチェックしてみます。

その後の回線スピードについて

ASAHIネットに乗り換えて、1ヶ月半経ちました。

その後、何度もスピードテストしていたのですが、下りで安定して40~60Mbpsは出ており、とてもいい感じです。上りだと、もう少し速い印象です。

これだけスピードがあれば、回線速度としてはまずまずで、特に不満はありません。ただ、未だにIPv6接続出来ていないのは。。。

さらに追記、

ASAHIネットのWebページでIPv6接続のオプション設定が完了となっていたので、早速テストしていたのですが、どうしてもIPv4接続にしかならず、そのまま放置しておりました。

ふと、気づいたのですが、うちの無線の場合、NTTのルーターとは別に古いバッファローのルーターを噛ましており、これがDHCPサーバーになっていたことを思い出しました。

まさかと思い、バッファロールーターの設定を見ると、どこにもIPv6の文字がありません。。。

ということで、先程、NTTのルーターに直接、LAN接続してテストすると無事にIPv6接続になっておりました。

その状態で早速スピードテストをすると、上り、下りともに90Mbpsでした。今は、土曜日の夕方なので、これだけ出れば、十分速いです。

同じ時間帯に無線経由だと、下りが60Mbps、上りが90Mbpsでした。数値的には下りだけ、IPv6の方が1.5倍速いです。一般的には下りの方がよく使うので、その分、スピードアップ効果は大きいようです。

その後、ちょくちょく速度測定していると、有線LANだと300Mbpsオーバーも普通に出るようになってました。ただ、普段は無線LAN使っているので、そこまでの速度は出ていません。

こうして、無事、IPv6接続になったのですが、思っていたほどの効果はありませんでした。もともと、IPv4接続でも十分に速いので、IPv6にしたことでスピードアップした実感も特にありません。

体感できるのは、よっぽどでかいファイルをダウンロードしたときぐらいでしょうか。

 

2020/09/21 追記

最近のネット回線は絶好調で、調子が良いと500Mbpsオーバーにもなります。

スピードテスト

このコロナ禍でのネット回線需要にこたえるため、増強したのではないでしょうか。

ただ、在宅勤務でWebミーティングをつなぎっぱなしにしていると、ときたまネット回線が完全に切れ、ミーティングが途切れる現象が発生します。週に1,2回は発生しています。

宅内のネット機器の問題なのか、回線状況の問題なのか、今のところ不明なのですが、数十秒で回復するのでそれほど大きな問題になっていません。

ずっとWebミーティングでつなぎっぱなしにしていると、こんなネット回線問題にも気づきやすくなるみたいです。

まとめ

今回、フレッツ光の接続プロバイダをBB.ExciteからASAHIネットに変更してみました。

結果、今のところはそれなりの速度が出ているので、これでしばらく様子をみようと思っています。

まあ、この状態が維持できれば、私の使い方では特に問題ないです。

これでダメだったら、NURO光に乗り換えようかと思っているのですが、その場合は、ASAHIネットの最低契約月が12ヶ月らしく、違約金が2000円かかります。

この程度なら、最悪、違約金払って乗り換えてもそれほど痛くないです。

ただ、ちょっと残念だったのは、さっきASAHIネットのWebを見ていると、今月からキャンペーン内容が変更されており、プロバイダ接続料金が最大12か月無料ってなってました。

少し前のキャンペーンとトータルの割引料はほとんど変わらないのですが、こっちのキャンペーンの方がよかったなと、ちょっと後悔です。

あと、数日待てばよかった。

フレッツ光の回線速度については、今後も継続チェックしていきます。

タイトルとURLをコピーしました