Google様のフレッドアップデートに翻弄され、相変わらず、アクセス数の劇落ち状態が続いています。
それにしても、落ちるときは一気ですが、上げるのは中々ですね。。。
色々と対策はしているのですが、そんな小手先の対策などしていないで、もっと読者に役に立つ記事を書けという神の声が聞こえてきそうです。
《関連記事》 GoogleのアップデートでPV数が半減-現在、緊急SEO対策中です
ただ、さすがに300記事以上も書き続けていると、ネタ切れもして中々コレといった良いアイデアが浮かばなくなってきております。
そのため、現実逃避でどうでもよいこっちのブログを更新しています。。。
ということで、今回の劇落ちとも少し関係がある、アフィリエイトのランキング表示について書いてみたいと思います。
少し前に公開されたバズフィードの記事です。
《気になる記事》 「検索」を汚染するアフィリエイトの闇 広告主をも騙す、ステマの手口
アフィリエイトのランキングは嘘ばかりという記事
この記事では、アフィリエイト目的で商品比較やランキング掲載しているサイトの批判を行っています。
今更って感じなのですが、ネットビジネスをしている側がこんな記事を得意げに書いてASPを糾弾し、正義のマスコミを気取っているのでしょうか???
ASPがお詫び掲載するとそれを追記するに至っては、ちょっとなあ、という感じです。
しかも、広告主をだます?っていうのは、かなり特殊な事例を引き出してきて、さも状態化している風に記事にしています。
私の経験からすると、以下の3者はみんなグルです。
広告主<=>ASP<=>アフィリエイター
とは言え、記事内容はごもっともなことばかりで、昔から私も批判していた内容です。
それにしても、アフィリサイトのランキング表示は、売りたい商品を目立たせるためだけの常套手段にすぎません。しかも、ちょっと前までアフィリ手段として推奨されていたぐらいです。
そんなことは、アフィリエイト初心者でも常識なのですが、まだこんな記事が書かれるぐらい一般人には知られていないことの方に驚きました。
ランキング操作で特単がでるのは本当
私のメインブログでも検索上位に表示されていたランキング記事があり、何度かASPから以下のような問い合わせが来たことがあります。
「xxxページですが、xxx様の案件を1位表示にしてもらうには、どんな条件でできますか?」
ここで、「xxx円の特単が頂ければ、ランキング1位に掲載します。」などと交渉するのです。
当然、広告主からの要望であり、広告主が騙されている訳がありません。
ただし、すべてのASPでこのようなモラル低下があるのかまではわかりません。(今回の記事からすると、たぶん全部のASPが同じ感じだとは思いますが。)
まだまだ、弱小アフィリエイターなので、ASP様から特単のお誘いの経験も少なく、断言はできませんが、普通にある話なのは確かです。
ランキング形式でアフィリするのはちょっと前まで王道
ちょっと調べれば分かるのですが、ランキング形式はアフィリの常套手段として少し前までもてはやされ、あちこちのサイトで行われていました。
今でも、実際に「ランキング xxx」で検索すると、ずらっとアフィリサイトがリストアップされます。
そんなサイトをちょっと内容確認するとすぐにわかるのですが、そのランキングには何の根拠もなく、当社人気ナンバーワンなどとなっているものがほとんどです。
この当社人気ナンバーワンというのが、曲者です。
そりゃそうです。そもそも、売りたい商品しかランキングさせていないのです。そのサイト経由で売れるものは、意図的なランキングにしかなりようがありません。
そんなサイトでランキング1位になっている商品にはマイナーなものが多く、どう見ても1位じゃないだろう!っていうやつです。
そして、たいてい1位になっているものは、ASPがバンバン、アフィリエイトしているものばかりです。
たまに、きちっとした調査やアンケートを取ったものもあるのですが、そんなサイトはほとんどなく、あっても検索順位が低いことが多いです。
ランキング形式は何もアフィリ目的だけではない
実際、私も自分のアフィリサイトで、ちょっとしたランキング形式で紹介している記事もあります。
それは、別に1位のアフィリ商品を売りたいからではなく、ランキング形式にした方が目立つし、読者にも分かりやすいからです。
単純にランキング形式の方が記事を書きやすく、項目ごとに勝手ランキングを作って、紹介記事を書くことはよくあります。
価格COMがまさにそれです。
価格COMの場合、別に1位の商品でアフィリしているわけではないですが、よく分からない順位になっていることも多いです。
実際、売れている物と、価格COMのランキングが大きく違うこともよくあるので、注意が必要です。
ただ、そのようなランキング形式のすべてに根拠を示せ、と言われても困ります。
そんなことを言い出したら、金をかけて調査しないと記事を書けなくなってしまいます。
そもそもネット情報はウソが多いことが問題
最近では、個人的な調べものでも、記事を書くための調査でも、まずはググることから始まります。
そんなGoogle様の検索結果でヒットするサイトは、ランキング形式に限らず、書いている情報自体が怪しいものも多いです。
そんな中から、いつも正しい情報を見つけるのに苦労しています。
今回、話題となっている勝手ランキングなども、誰が信用するのか?というほどウソばかりです。
ただ、一般ユーザーは検索で1位表示されているサイトは無条件に「正しい」と勘違いする傾向があります。
Google様もそんなサイトの順位を落とそうと必死なのですが、まだまだです。特に、SEOを駆使して検索上位に食い込んでいるサイトは中々しぶといです。
そんなGoogle様のアルゴ変更の影響で、うちのサイトも散々な目にあっています。
ということは、うちのサイトもダメサイトとGoogle様に烙印を押されていることになるのですが、どうみても、上位表示されているサイトの方がイケていないです。。。
それでも、一昔前に比べると、ネット検索があることによって、調査することが劇的に楽になりました。
昔は、何か調べごとがあると本を買ったり、図書館に行ったりしたものです。
それが、今ではスマホで簡単に検索できるのです。
良い時代になったと同時に、ウソの情報が氾濫しすぎているのも問題だと思います。
まとめ
「検索」を汚染していると言われていますが、そもそもアフィリエイトが無ければ記事を書く人も少なく、これだけの情報が簡単に手に入る時代にはならなかったでしょう。
今の時代、ネットで情報を操作する能力があれば、儲かるのは事実です。
世の中には、ユーザーのことなど何も考えず、商品を売るためにはどんな手段を使っても良いと考えている人も多いです。
ただ、それが良いことなのか、悪いことなのかは、受け取り側の認識の問題のような気がします。
それは、ネットに限らず、現実世界でもセールストークとウソは紙一重なところがあるからです。
要は、商品を買う人が気持ちよく商品を購入して、その商品がその人の生活を豊かにすれば、それでOKなのです。
それにしても、BuzzFeedがこんな記事を書くのはどうなんでしょうね。
意図的にバズらせるために、数うちゃ当たる方式で無駄に記事を大量生産しているのは、「検索汚染」なのでは。。。
また、BuzzFeedも広告記事で収益あげているはずなんですが。。。
自分は「検索を汚染していない」という、自信満々なのがちょっとイヤな感じです。
多かれ、少なかれ、ネットで収入を得ている人は、ネットを汚しているのです。すべての人にとって、ためになる記事なんてある訳ないです。
検索する人にとって、大量な関連記事があれば、あるほど、要らない情報をより分けるために、かなりの努力が必要になるのです。
ウソが混じっていれば、なお更です。
そのうち、Google様がもっと進化して記事の真偽もキチンと見分けるようになるかしませんが、そうなるとまさにGoogle神ですね。
神様の逆鱗に触れると、抹殺されてしまいます。(今でもすでにそうですが。。。)