アメリカの司法省がグーグル様を反トラスト法(日本で言うところの独占禁止法)違反で提訴したことが、メディアでかなり話題になっています。
<参考記事> 米グーグル、司法省が反トラスト法違反で提訴-11州と共同で
だいぶ前にマイクロソフトも同じように提訴され、IEやJava問題でかなり苦しんでいましたが、何事もやりすぎは良くなく、出る杭は打たれるです。どんな市場でも一社で独占されると、市場の競争原理が働かなくなり、結果として品質は低下してしまいます。
特に、最近のGoogleはSEOで神のように振る舞っており、やりたい放題の感がすごかったです。個人的には、ここら辺りで一度、凹んでほしいところです。Bingがんばれ!!
決して、私たちアフィリエイターがボコボコにされた腹いせではないですが、Googleのネット広告独占や、YMYL(Your Money or Your Life)分野でGoogleコアアップデートの迷走ぶりはさすがにダメでしょう。
YMYL分野に関しては、たしかに嘘や信ぴょう性のないブログ記事を書きまくった私たちも悪いのですが、Googleにしても記事の信憑性を正しく判断できないものだから、権威性という名のもとに何でもかんでも大手企業や専門家記事を最優先するのは、さすがに公平性にかけます。
コアアップデートがあった当初はもう少し調整して最適化していくのかなと思っていたのですが、数年経ってもあまり進歩していないようです。
久しぶりに昔、私がSEOで1位を取っていたそこそこボリュームのあるキーワードを調べてみると、1ページ目には相変わらずずらっと大手企業のなんちゃってブログ記事ばかりで並んでいました。
記事内容もかなり薄いものばかりで、昔、私が書いていた記事の劣化コピーみたいです。こんな記事に記事内容で負けているとはとても思えないですが、ひどいものです。
記事内容をパクろうが、薄い内容であろうが、すべて関係なくドメインの信頼性のみで判断されています。
それなのに、Googleは自分たちのサービスである飲食店情報やYouTube動画だけはちゃっかり上位に表示しています。どう考えてもGoogleの崇高な理念と合わないです。
まとめ
それにしてもここ最近のGoogleの迷走ぶりはすごいですね。
GAFAの中ではまだ好きな企業だったのですが、ここ最近は。。。
今でもGoogle検索をメインで使ってはいるのですが、最近は検索しづらいです。
個人的な調べものでもかなり調べないと知りたいことがわからないことが多く、ちょっと調べてまともな回答が見つからない場合、諦めてBingを使ったりしています。Bingの方が探していた内容がサクッと見つかることが多いからです。
なんにせよ、しがないアフィリエイターとしては、この米司法省の提訴について大注目です。