うちにラズパイ2が転がっていたのを久しぶりに思い出しました。
前に、ラズパイにUbuntu Mateをインストールし、ちょこちょこと触っていたのですが、もともとが非力なこともあり、特に有効な利用法も思いつかず、放置しておりました。
《参考記事》 ラズベリーパイにUbuntu MATEをインストール、日本語化でちょっと躓きました
もったいないので、何か有効活用できないかと考えたところ、ラズパイの一番の得意分野である電子工作を少し勉強し、IoT的な何かを作ろうかとチャレンジしてみることにしました。
てっとり早く電子工作キットを購入
もともと、大学での専攻が電子工学科ということもあり、基本的なことは勉強したことはあるのですが、もうすっかり忘れてしまっており、一から勉強し直そうと、こちらのキットを買ってみました。
3500円ほどで27つもの電子部品が入っており、ラズパイでの電子制御を一通り経験できるキットになっております。
ブレッドボードやジャンパー線、LED、抵抗、電源モジュール、リレーモジュールなどの基本セットの他、各種センサー類も付いており、かなりオトクな感じです。
さらにサーボモーターやLCDまで付いています。
もう、なんでも作れそうな感じです。
セットにはチュートリアルとサンプルプログラムまで付いているので、順番にやっていくだけで電子工作の初歩が理解できるというすぐれものです。
《参考》 オソヨー電子工作キット(改良版) for Raspberry Pi 3 2 Model B
ただし、付属のCD-ROMに入っているチュートリアルは英語です。そんなに難しい英語ではないので、すんなり読める程度ですが、英語が苦手な人はちょっとハードルが高いかもしれません。
電子工作でやりたいこと
どうせなら、実用的なものを作りたいと思っておりますが、イマイチ、面白そうなものが思いつきません。
最初、会社で運用しているサーバーがコケたらお知らせする、パトランプ的なものを考えたのですが、調べると既にラズパイで作成した事例が2,3個あり、特に目新しいものではありませんでした。
しかも、パトランプを回すには別電源にしなければならず、素人がやるとちょっと危険な感じです。万が一、燃えると大変なことになります。
あとは、カメラを使ったリモート監視などもお手軽にできそうなのですが、別にラズパイを使わなくても家には既に監視カメラがあります。。。
ラズパイならではということで、色々と考えたのですが、マイコンやArduinoでは難しいこととなると、やはり、プログラミングによるクラウドサービスとの連携が一番良さそうです。
ということで、最終的な目標として、簡単な気象予報装置を構築してみます。
- 気圧センサー、温度センサーを使って、家の気象情報を定期的に計測。
- 測定した気象情報をS3などの外部ストレージに保存。
- 外から家の状態をグラフで見えるようにする。たぶん、S3を使って。
- 急激な気圧変化があると、スマホに通知。(まずはメールぐらいで)
ラズパイでやることは、気圧、温度センサーで数値を読み取るぐらいで、後はほぼ外部でのプラグラミングになりそうですが。。。
まとめ
今回は、せっかくラズパイがあるので、電子工作で少し遊んでみようと考え、この企画を立ち上げてみました。
まずは、ラズパイでの電子制御に慣れることが肝心ということで、最初は気象予報装置という比較的簡単にできそうな目標を立てて、チャレンジしてみます。
調べてみると、ラズパイを使って色んなことをやっている人がいるので、最終的には、カメラとサーボモーターを使った自動走行的なものを作成してみたいと思っています。
野望は膨らみます。