3月に発売されてからずっと気になっていた「ペヤング獄激辛Final」、ネットで食べてみたよというブログ記事を見てから、チャレンジしようかとずっと迷っていました。
たまたま、少し前に買い物に行ったときに現物を見つけてしまい、つい買ってしまいました。170円ぐらいで販売しており、定価250円から3割引きだったので、まあネタ的にもいいかと思ったのですが、それが大変なことに。
しばらく寝かせていたのですが、今日の昼はたまたま一人だったのでそれを食べたのですが、さすがにこんなものを販売したら駄目ですよ、まるか食品さん。もはや、毒物に分類されてもおかしくないレベルです。
おかげで、さっきまで腹痛で悶絶する羽目になってしまい、貴重な休日を半日無駄にしてしまいました。完全に舐めてました。
獄激辛シリーズは過去に2回ほど、完食したことがあり、2倍といっても多分大丈夫じゃないという根拠のない自信みたいなものがあったのですが、これ、本当に2倍?って感じでギブアップ寸前まで追い込まれました。
食べている最中から辛さでフラフラになって、倒れ込むほどです。たかが焼きそばを一口、二口食べた程度で倒れ込むとは思っていませんでした。
通常の獄激辛は問題なく完食できる
たしか、過去に食べた獄激辛は「にんにく」と「担々」だったと思います。たまたま、近所のスーパーで激安販売(80円ぐらい?)されていたようで、うちの嫁さんがちょい激辛好きのワタシのために買ってきてくれたものでした。
通常版といっても獄激辛だけあってさすがに辛さは一級品で、一口食べてしばらくすると口の中が痛さで我慢できなくなるほどの辛さ。同時にものすごく汗も吹き出します。一旦、食べる手を止めると、もう一回、食べ始めるにはかなり気合入れないとダメな状態でした。
ただ、通常の獄激辛は口の中が爆発するぐらい辛くなっても麦茶を飲んで、しばらく悶絶すれば、徐々にマシになります。その辛さの中に美味しさを感じる余裕すらありました。
今回は、それの2倍の辛さをウリ文句にする獄激辛Finalです。ちょっと別次元の劇物でした。
獄激辛Finalの辛さをなめてはいけません
パッケージは、いつもの極激辛シリーズと同じ感じで、「2倍」を強調してはいるのですが、見た目にはそんな変わりはないです。
中身もこんな感じで何も変わりないです。
ただし、獄激辛ソースをかけているときから、刺激臭がマシマシでした。手にソースがちょっとだけついてしまったのですが、それを舐める勇気がありませんでした。
しっかりと混ぜ混ぜした状態です。見た目だけだと、普通のペヤングをそんなに変わりなく、美味しそうでもありました。
こっからです。
いざ、勝負ということで、それほど緊張感もなく、一口目行っちゃいました。
あれ、大したことない?やきそば、おいしい?、という錯覚まで。
今のうちに行っちゃえ!ということで、大口でバクバクと3分の1ほど口に放り込んでモグモグ。
30秒ぐらいすると、ううう、辛、辛、辛となり。1分で汗が吹き出し、口の中が大爆発しました。
準備してた麦茶をガブガブ飲んでも、舌のヒリヒリが止まりません。座っていることもできず、フラフラと歩き回って我慢するも、これはヤバいと、冷蔵庫から牛乳を取り出し、コップに入れてそこに舌を浸す羽目に。
それでも数分我慢していると、なんとか辛さはマシになってきたのですが、お腹にジーンと違和感が。これは辛さで胃が刺激されている?過去2回の通常版の獄激辛ではなかった感覚でした。
ここで一瞬だけ、ギブアップするか迷ったのですが、流石に半分以上も残すのはもったいなくてダメだろうと、昭和のもったいない精神が働き、二口目に。
二口目も最初はぜんぜん大丈夫だったので、できるだけ大口で3分の1を一気にかきこみました。
その後、口の中が大爆発したのですが、こんどは明らかに胃の違和感が増幅してました。気分が悪くなってちょっと倒れ込むほど。
汗をかきながら、ひたすら舌のしびれがさるのを牛乳でやり過ごすしかできない状態で、しばらく寝込んでしまいました。
この時点で、もうすでに気分が悪く、胃腸にもかなり違和感を感じていたので、残り少しになった焼きそばをみて、これはギブアップかと真剣に1分ほど悩みました。
ただ、数分経ったら少し落ち着いたので、もう行っちゃえと、3口目で全部平らげました。
3口目は舌が麻痺していたのか、口の中のヒリヒリはマシでした。どっちかというと、胃にドーンという感じの違和感がすごくなってきました。
食べ始めてから時間にすると、たった15分ぐらいの激闘でしたが、今回もなんとかギリギリ完食することはできました!!
それにしても、激辛ものを食べてこれだけフラフラになったのは初めてで、本当にギリギリだったと思います。もともと、それほど激辛好きというわけでもないので、なんで頑張っているんだろうという感じです。
その後、胃痛で数時間寝込みました
完食後、しばらくして胃の違和感がどんどん増してきました。それがだんだんと痛みに、そして激痛。
トイレに行っても何も出るわけもなく、しだいに立っていられなくなって数時間寝込んでしました。
昼寝すれば治っているだろうと寝ようとしたのですが、胃痛が周期的に来るのでそのたびに起きてしまい、ひどい目にあいました。
それでも、徐々にはマシになってきて夕方ごろには痛みもなくなってやっと復活しました。
まとめ
あとで落ち着いてから調べたのですが、激辛を食べると胃痛や下痢を引き起こすのはごく普通のことのようでした。検索するといっぱい情報が出てきました。
対策としては、激辛を食べる前には牛乳や飲むヨーグルトを飲むことらしいです。それにしても牛乳は飲んだのですが、食べる前に飲まないと効果薄なのかもしれません。
50年生きてきて、激辛食べて寝込むというのは、さすがに初めての経験だったのである意味、面白かったです。(もう、食べようとは思いませんが)
もともと、そんなに激辛好きというわけでもないので、ここまでの激辛ものを食べた経験はなかったのですが、今の時代、200円程度でこんな体験ができるのはとても貴重かもしれません。
あと、もう一個、発見したことは、激辛食べるとおしっこが痛くなるということです。
考えれば、当たり前なのですが、カプサイシンとかの辛味成分が胃腸で消化しきれず、おしっこに混ざってくると尿道が刺激され痛くなるのだそうです。
テレビの有吉ゼミの激辛シリーズとか、どんだけ辛い物を食べているのかと少し興味があったのですが、あれはもうダメですね。