12/6のSEO改善で健康・医療分野のキーワードに大変動がありました

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低迷中のメインブログなんですが、先月11月も順調にPV数を減らして、ついに10万PVを切るのも時間の問題となってきました。

 

そんな中、またしてもGoogle様が医療・健康分野に限定して、検索エンジンの改善をぶち込んできました。今回の改善は相当なインパクトがあったと、あちこちで話題となっております。

《Googleウェブマスター公式ブログ》 医療や健康に関連する検索結果の改善について

Google では、今週、日本語検索におけるページの評価方法をアップデートしました。

この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。

去年、話題となったWELQ問題についての対応と言われています。

今回のアルゴリズム変更については、あちこちのサイトで既に分析されており、今更感があるのですが、私が尊敬する「パシ」様のページをはっておきます。

《参考》 Googleが医療健康系ジャンルのアルゴリズム更新を行う

アフィリエイトが具体的には「病気(便秘・ニキビなども含む)、歯科系・眼科系、健康食品(青汁・酵素・葉酸・サプリ全般など)、コレステロール、バストアップ、精力剤、イボ、ワキガ、糖質制限」などのワードで大きな変動が見られます

「パシ」様が書かれているキーワードについて、チェックしてみると、確かにWikiや新聞社、病院、公共機関のページが多く、個人サイトは少ない印象です。

ただ、アフィリエイトバリバリのサイトでも未だに上位にランキングされており、ちょっとよく分からない状況になっています。

生き残っているアフィリサイトは、その記事に信頼性があると、Google様に判定されたのでしょうか?

中には微妙なものあったので、そもそも、どうやってその信憑性を判定しているのか。。。記事を読んでみても、他のアフィリエイトサイトと何が違うのか、よく分かりませんでした。

また、かなりメジャーなキーワード(「わきが」など)では同じアフィリエイトサイトが検索順位の1位,2位を独占しているという、おかしな検索結果です。Google様の調整がおかしな感じになっている印象ですね。

 

医療・健康というと、私のサイトのメインテーマとは微妙にずれており、正直、あまり詳しくはないです。そのため、Google様の対策前と比べて、どのぐらいの順位変動があったのか、よく分かりません。

ただ、「パシ」様が公開されているキーワード順位の下落率を見ると、個人ブログにかなりのダメージがあったのは確かなようです、

医療・健康分野というと、魑魅魍魎なアフィリエイトサイトがひしめき合う分野であり、個人的に検索すると変なアフィリエイトサイトばかりが上位にランキングされて、イラつく感じがありました。

さすがに今は、WELQみたいにいい加減な記事を書きまくっていることはなかったでしょうが、医療関係者の正確な情報を探すのが大変な状況でした。

それが今回の改善で解消されたかというと、結構微妙な感じです。確かにアフィリエイトサイトは減ったのですが、そもそも検索したい情報が手に入り易くなったかというとそうでもないです。

確かに、Wikiは便利でよく見させてもらうのですが、書いてある内容が専門により過ぎており、意味が分からないものも多いです。また、公共機関の記事や新聞社の記事にも堅いものが多く、分かり難いものです。

そういう意味では、アフィリエイトサイトの読みやすさというのは、結構、貴重な才能なのでしょう。

Google様の先の公式ブログでもこの点について、もっと分かりやすい記事を書いてとお願いしているぐらいです。

医療関係者で、一般のユーザーに向けたウェブでの情報発信に携わる機会がありましたら、コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。ページ内に専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。内容も分かりづらいかもしれません。

まとめ

今回の医療・健康分野での検索エンジンの改善については、アフィリエイトサイトには結構大きなインパクトがあったようです。

個人の検索ユーザーとしての立場であれば、今回の改善によって、アフィリエイト一色のサイトが駆逐されるのは、大歓迎です。確かに自分で医療・健康分野での検索をしていると、民間療法的なものから怪しげなサプリメントまで、色んな情報があり過ぎて、何を信用してよいのかわからなくなります。

ただ、今回の改善について、検索ユーザーの期待通りの動作になっているかというと、個人的には微妙な感じがしております。まだまだ、Google様の調整不足な感じがしており、何を規準に順位付けしているのか、よく分かりません。

 

また、今回の医療・健康分野での改善といっても、かなり限定的な印象です。今後、この動きが広がっていくことが予想されるので、特に個人のアフィリエイトサイトにとっては、ヤバイ状況だと思います。

先ほどのGoogle公式ブログのコメントでも、「Google では、医療や健康だけに限らず、今後も継続的に検索の改善に取り組んで行きます。」と仰っておられました。

 

私のメインサイトでも健康・医療系のキーワードがあり、中にはそこそこのPV数があるものもあります。

ただ、今回の変動ではそれらのメインキーワードに目立った変動はなく、取りあえずのところ、ほっとしております。それでなくても、激落ちしているPV数がが壊滅的な状態になるところでした。

それでも、ずっと20位程度だった複合キーワードが12/6に一気に150位に飛ばされたものもありました。ただ、同じようなキーワードでもまったく変動がないものもあり、何を規準に変動しているのか、よく分からない状況です。

それにしても、ロングテールキーワードについては、かなり減少しているのかもしれません。

今後もこの動きを注視していきます。

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