勝手に人のPCでマイニングすると罰金!警察の暴挙に対抗するには自己防衛しかないです

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パシ様のTwitterで流れていたのですが、一時期、流行っていた「Coinhive」の件で警察から家宅捜査を受けている人が続出らしいです。

同じアフィリエイトをやっている身として、とっても怖い話だったので、ちょっと調べてみました。

そもそも「Coinhive」とは

Webページに仕込むことで、ブログを閲覧しにきた人のPCのCPUパワーを使って仮想通貨をマイニングするスクリプトです。

ブログの閲覧中だけCPUパワーを借りるので、それほど大したお金になる訳ではないですが、チリも積もればなんとやらで、その収益の7割がサイト運営者に分配されるようです。

ただし、勝手に人様のPCパワーを使ってマイニングすることから、「マルウェアと同じじゃないか」と当時からものすごい批判を浴びていました。あの当時、新しいもの好きな我が尊師も調子に乗ってこのマルウェア?をサイトに張り付けてバッシングの嵐となっていました。

《参考》 画期的なマネタイズ手段「Coinhive」を実験的に導入してみたよ。

今回の家宅捜査事件を受けて、イケハヤ様は「逮捕してみろ!」と息巻いておられるようです。

《参考》 プロブロガーイケダハヤト氏が「逮捕してみろ!」と叫んでるようです

イケハヤ様が使っておられたのは「coinlab」という会社のコードで、ユーザーにマイニング許可を求める仕様みたいです。これなら、ギリセーフのようなのですが、実はこのライブラリにはバグがあって「いいえ」を選択してもマイニングされていたそうです。

《参考》 イケハヤ氏のブログがアクセスしてきたユーザーのPCを使って勝手にマイニング

アウト!じゃないですか?

 

ネタとしては、大物ブロガーが警察に引っ張られたらとっても面白そうです。と思っていたら、このブログを書いている間にも、尊師が記事を掲載されておられました。

《参考》 Coinhive利用でイケハヤ逮捕!? アンチ大勝利は目前か!?

相変わらず、色んな人から嫌われておられますね。さすがです。

ウイルス罪って何をしたら罪になるのか

今回、初めて「不正指令電磁的記録 取得・保管罪」通称ウイルス罪という刑法を知りました。

当然、ウィルスをばら撒くと犯罪になることは知っていましたが、その正確な定義までチェックしていなかったです。

調べてみると、この刑法は、勝手に人のPCを使って一般的に「許容し得えないもの」を実行すると、アウトみたいです。

この定義、一見すると、問題ないように思えるのですが、何をもって許容しえないのか、すごく曖昧です。

要は、この法律の解釈は警察のさじ加減ひとつなのです。今回問題になった「Coinhive」などはまさにグレーゾーンであり、そのため、警察による暴挙だと、一部の人たちが猛反対しているのです。

個人的な感想としては、許可もなく勝手に人のCPUを盛大にぶん回すという点で一般的にはアウトなんですが。。。少なくとも気分は良くないです。

といっても、御上の運用しだいでどうとでも解釈できる法律ってヤバくないですか。反対する人の意見もよく分かります。

この法律を極解すれば、アフィリエイト目的の広告なんかもユーザーのCPU使って動画流しているので、アウトじゃないのかな、とも思えます。勝手にそれなりの通信パケット使っているし。。。

この件については、裁判になるらしいので、その経過を注視していきます。

まとめ

今回のウィルス罪以外にも、アフィリエイトでは薬機法や著作権、個人情報保護法などなど、色々と関連する法律があります。この前改正された「改正医療法」なんかも要注意です。

一応、自分では気を付けているつもりなのですが、薬機法などまともに守っていたら何も書けなくなります。

また、普段、何げなくブラウジングしていると、これヤバいんじゃないっていうアフィリサイトもたくさんあります。特にサプリ関連のアフィリエイトはほぼアウトです。

いつなんどき、警察が牙をむくか分からないので、みなさんも、逮捕されないように、お互い頑張って法律を勉強していきましょう。

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