凡人がアフィリエイトで月10万円稼ぐのはとても難しい

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このブログではもう何度も書いているのですが、私自身はこのブログとは別に運営しているメインブログで、月に10万円以上は稼ぐことが出来ています。

ただ、去年のGoogle様の検索アルゴリズム変動によって、メインのアフィリエイトサイトの収益がかなりのダメージを食らいました。

《参考記事》 2017年のアフィリエイト総括-厳しい年でした。。。

まあ、アフィリエイトなんてGoogle様の気分しだいと言えば、そうなんですが、今のところは、土俵際でかろうじて生き残っているって状態です。

逆に、去年4月の状況からすると、よく一年ももったなあっと思うのですが、たまたま選択した分野が良かっただけな気がしています。

 

メインサイトの収益悪化もあり、今のうちに他サイトを立ち上げたいとずっと考えてはいるのですが、これが中々難しいですね。

私の場合、アフィリエイトで稼げるようになったといっても、たまたまラッキーパンチで稼げるようになっただけなので、それをもう一度再現しようとしてもなかなかうまくいきません。

ただ、そろそろ何とかしないと、本気でヤバくなってきました。

そのため、この一年ぐらいは、このサイトをアンテナブログとして、色んなことを書いてみて、少しでも芽がありそうなものを探してはいるのですが、今のところ、どれも収益に結びつけることが出来てません。。。

アフィリエイトは誰でも簡単に稼げるなんてのは、嘘

アフィリエイトで2,3万円稼ぐのはそれほど難しくないと、色んな本に書いてあるのですが、私の経験上、あれは全部嘘です。そんなことが書いてある本は読むだけムダです。

この1,2年、Kindle Unlimitedを利用してアフィリエイト本を読み漁っていたので、確かな情報です。

そんなに簡単に稼げれば、みんなやってます。

確かに、センスがある人がやれば、2,3ヶ月であっという間に稼げるようになるのですが、凡人だと、1年努力しても数百円しか稼げないことがざらにあります。むしろ、数百円稼げれば、センスがある方です。

実際、このブログは一年半運営していますが、未だに月に数百円しか稼ぐことが出来ていません。

まあ、このブログは片手間に更新しているだけなので、仕方がないですが、それでもそれなりに時間はかけてはいます。

 

前にどっかで見たアフィリエイト統計情報では、月に5000円も稼げれば、アフィリエイト業界で上位10%にランクインするそうです。これはがっつりアフィリエイト目的でやっている人のアンケートなので、ちょいかじりの人を含めると、もっと遥かに上位なはずです。

たいていの人は1,2ヶ月やってみて、あまりの反応の無さにすぐにあきらめてしまいます。

アフィリエイトとは、相当な時間がかけて努力しないと稼げるようにはならない職業なのですが、それが分かっていないのです。

 

ただ、月に5000円も稼げるようになると、そっから先は、あっという間に1万、10万、20万と稼げるようになることも多いです。私の場合もそうでした。

要は、稼げる人はものすごく稼ぎ、ダメな人はトコトン収入がないという世界なのです。

そういう意味では、一発当てるととてつもなく稼ぐことができる、夢のある職業とも言えます。

尊師イケハヤ様なんて、年商1億円ですからね。

ただ、最近はブログ乱立で収益化のハードルは高い

私がブログを始めた4年前でも、それなりに個人サイトが乱立しており、記事の奪い合い合戦が熾烈でした。

ただ、当時はまだ大手がそれほどニッチ商売に本気になっておらず、個人でもすき間をついて細かく稼ぐことができたように思います。

最近では、それさえも、かなりハードルが高くなったように感じます。

第一に、副業で個人サイトを立ち上げる人が急増したこともあるのですが、大手企業が金にものを言わして大量記事を投下するようになったからです。

ちょっとでも儲かりそうな分野があると、あっという間に数社が参入するといった感じです。

これなんか、ひどいですよね。

《参考記事》 小学館が本気のアフィエイトサイト-ドメインパワーがあれば何でもいいのか?

ブログ収益化のパターンは色々ある

ブログの収益化にはいくつかパターンがあります。

  • アドセンス-公告をクリックしてもらうことで収益が発生するもの
  • アフィリエイト-ASP(Affiliate Service Provider)が提供する広告を貼ってお客を誘導するもの
  • PPCアフィリエイト-自ら広告をうってお客を誘導してアフィリエイトするもの

アドセンス

一番簡単なのが、アドセンスでGoogle様に承認されすれば、あとは広告を貼っておくだけです。Google様がユーザーごとにオススメの広告記事を勝手に表示してくれます。

アドセンスの場合、クリックさえしてもらえば収益が発生するので、とても簡単なのですが、その分、1クリックあたり30円程度とかなり単価が低いです。

もちろん、分野によっては1クリックで数百円と高単価な広告もありますが、そんな分野は激戦区であって、初心者が参入しても簡単に勝てるような分野ではないです。

 

アドセンスの場合、基本的には単価が低いため、如何にPV数を稼げるかが収益のポイントにもなります。

扱っている分野にもよるのですが、アドセンスの平均収益はCPC(1クリックあたりの単価)30円、ページRPM(収益/千PV)300円程度です。

仮に月10万PVいったとしても、アドセンスだけだと、収益は月にたったの3万円にしかなりません。簡単に10万PVって言ってますが、これだけPVを稼ぐのは相当難しいです。

もし、アドセンスだけで10万円を稼ごうと思うと、34万PVも必要です。34万PVって、うちのメインブログでも達成したことがない、夢の数値です。

そんなPV、素人が簡単にクリアできる数値じゃないです。

さらに、プロレベルと呼ばれる100万PVでも、たったの30万円にしかなりません。これってかなり安いですよね。

もちろん、トレンドアフィリエイトやブログのテーマによってはPV数を稼ぎやすいものもあるのですが、そんな分野はCPCが激下がりします。

アフィリエイト

逆に、アフィリエイトの場合はPV数が少なくても、それなりの収益が期待できます。

これは、1件あたりの単価がかなり高額で中には数千円、数万円のものも珍しくないからです。

うまくターゲット(読者)にマッチしたアフィリエイト案件を見つけることができれば、あっさり売れてウハウハになります。

もちろん、お客さんにたくさん買ってもらうためには、色んなテクニックがあり、お客さんが買いたくなるような記事を如何に書くかが勝負になります。

アドセンスに比べると、アフィリエイトの場合は検索キーワードがとても重要になり、どんなキーワードで集客したいのかによって収益が大きく変わってきます。

私もメインサイトでアフィリエイトも扱っており、それなりに収益化しているので、アフィリエイト目的でニッチな分野に切り込めば、今でもなんとかできそうな気はしています。

ただし、アフィリ案件の場合、一番にネックになるのは、案件の胡散臭さです。一度、ASPサイトの案件をじっくり見てもらったら分かりますが、読者に勧めたくなるような案件は滅多に見つからないです。

PPCアフィリエイト

PPCアフィリエイトなんかも、もうダメだと言われて久しいですが、それでもこの分野で儲けている人も未だに多数います。

やり方しだいでは、まだまだチャンスはありそうです。

私も、チャレンジしようとちょっと勉強したことがあるのですが、PPCの場合、ペラサイトと呼ばれるペラペラのサイトを大量生産して、それに胡散臭いアフィリエイト商材を張り付けることが主流のようでした。

ゴミサイトを大量に生産して、しかも読者を騙してお金儲けすることが、どうも性に合わず、結局、断念しました。

ブログ運営の経費計算をしてみる

当然、PVを稼ぐためには最低でも100~200記事以上は書かないと、10万PVなんてとても達成できる気がしません。(ちなみに、私のメインサイトは350以上の記事数です。)

仮にですが、100記事書いたとして、1記事に平均3時間かけたとすると、合計で300時間もかかることになります。

時給1000円とすると、普通に働いたら30万円にもなります。

また、3時間で書ける記事なんて、かなりショボイ記事なので、実際にはもっと時間がかかっています。それにプラスして、サイト構成、キーワード抽出、リライトにも相当時間がかかります。

と考えると、アフィリエイトってやはり割に合わない仕事だと思います。

これだけやって、稼げなければ、それまでの努力がすべて水の泡となるからです。

 

こんなことを言っていると、イケハヤ尊師からは時給で考えるバイト脳だと、またイラっとすることを言われそうですが、凡人としてはやはり効率を考えないとやってられないです。

まとめ

今更なのですが、アフィリエイトで稼ぐってことは本当に難しいですね。

最近では、ブルーオーシャンな分野もそろそろ、無くなってきました。アフィリエイト目的のサイトが増え過ぎ、他サイトとの差別化もすごく難しいです。

よっぽど才能があれば、際立つのですが、私程度のライティング技術ではとても難しいです。

ただ、アイデアしだいでは今でも十分に儲けるチャンスはあると思っています。要は、ブルーオーシャンで儲けやすいキーワードを見つけれるかです。

 

元々、私自身がIT技術者ということもあり、得意なテック系ブログで一発当てたいとは考えているのですが、これはこれで、記事をまとめるために調査、検証などに非常に時間がかかり、とても非効率なのです。

これは、実際に何個か記事を書いてみて、ものすごく実感してます。普段やっていることを忘備録として書く程度なら、それほど時間がかからないとは、思うんですが、なかなか面倒で記事作成出来てません。

今回のこのブログ記事のように、簡単に書けるようなものではないです。

ただ、頑張って書いたテック系の記事については、今でも需要がありそうで、検索経由で少しは読まれています。やはり私にはこの方向しかないのかなと、思い始めています。

 

会社勤めの社畜としては、会社に頼らない生き方を日々模索しており、月100万円を目指してがんばってます。このブログを通して、何か儲かるネタやニッチ分野を考えてみます。

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