iPhone6のバッテリーがヘタったので自分で大容量のものに交換してみました

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最近、娘が使っているiPhone6の電池持ちがヤバくなってきたようなので、バッテリー交換にチャレンジしてみました。ついでにちょっと(20%)だけ大容量のものに交換しました。

前にiPhone5Cの充電池も交換したことがあったのですが、そのとき、充電池を無理やり剥がしたため、充電池から煙が出てびっくりした経験があります。

今回はうまくやろうと頑張ったのですが、今回も結構、ドキドキでした。

充電池を固定しているテープを剥がすのに失敗してしまい、結局、無理やり剥がす羽目になってしまいました。

ただ、前回の経験もあったので、今回はそれほど時間もかからず、30分ほどで作業を完了しました。

追記:iOSのアップデートで動作速度を意図的に減速させたことお詫びして、2018年12月までは3200円で交換してくれるそうです。

正規品のバッテリーを使っている方はこっちの方が安全です。

《参考》 iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、 お客様にお伝えしたいこと

まずはアマゾンでiPhone6用のバッテリーを購入

今回アマゾンで買ったのは以下の充電池です。

いくつか同じような交換用の充電池が売っているのですが、これを買った決め手は、

  • 評価がそれなりによい
  • オリジナルより大容量だった(公称で20%程度アップ)
  • 交換用ツールが充実している(なんと、マニュアル付き)

です。

 

実際に、購入した現物がこれです。

レビューにもツールがすごく充実しているとあったのですが、実際にすごかったです。一回だけの充電池交換だけにしてはツールが豪華過ぎです。

専用ドライバーやピンセット、分解用ツールまでそれなりの品質の物がキチンと入っていました。セットにするのがもったいないぐらいです。

バッテリー交換マニュアルも、それなりに詳しく、今回はこのマニュアルだけを見て交換できました。

これで2320円とはすごいです。

 

AppleStoreでiPhoneの充電池を交換してもらうと、9500円もかかるので、4分の1の費用で済みます。(※2018年12月までは3200円です

これはチャレンジするしかないです。

一番の難関はバッテリーを固定しているテープ剥がし

基本的に、マニュアルに書いてある通りに進めれば特に問題ないです。

私が引っかかった点は、以下の2点です。

  • 最初にフロントパネルを外すところ
  • バッテリーを固定しているテープを剥がす

フロントパネルを外す

基本的には、これだけです。

  1. 外装のネジを外す。
  2. 吸盤を液晶パネルに引っ付けて少しずつ持ちあげる。
  3. 配線に気を付けて、めくり上げる。

ただ、吸盤で引っ張り上げるとき、少し固かったです。そのため、徐々に力を入れたのですが、どのぐらいまでやってよいかわからず、ちょっと迷いました。

少しずつ、少しずつ、吸盤で引っ張っていき、ヘラを差し込んだのですが、液晶が割れないかとちょっと心配してしまいました。

バッテリーを固定しているテープを剥がす

これがバッテリー交換の最大の難関です。私はいつも失敗します。

iPhoneのバッテリーは固定するために粘着テープ、2本で張り付けてあります。このテープの耳部分を引っ張りながら、うまく剥がしていくのですが、これが何回やっても難しいです。

 

前にネットで調べたとき、「このテープはドライヤーで温めてあげると、柔らかくなって剥がしやすい」との情報があったので、今回はそれを試してみました。

それがです、手前のテープをギューッと引っ張ったとたん、プチンとまた切れてしまいました。

最悪です。

前にiPhone5Cのバッテリーを交換したときも、このテープを切ってしまい、バッテリーを剥がすのにムチャクチャ苦労したからです。

ドライヤーでの温め方が少し足りなかったのかと、今度はしっかりと筐体が熱くなるまで熱しながら先に反対側のテープを取ってみました。

今度はうまく最後まで取れました。(上手くいったのは初めてです)

 

あとは、もう一方の切れたテープを何とかしないといけないのですが、これが大変です。

なんとか、テープをピンセットで引き出そうとしたのですが、隙間がなく無理でした。

仕方がないんで、今回もヘラで強行手段に出ました。

ドライヤーで十分に温めながら、バッテリーの下にヘラを入れて、少しずつ、少しずつ、バッテリーを浮かせていきました。

そうすると、思ったより簡単に剥がすことができました。このドライヤー作戦は、割と効果があるみたいです。

前回、iPhone5Cのときと比べると、結構簡単にバッテリーを剥がすことが出来ました。

それでも、少しバッテリーが変形したので、また発火しないかとヒヤヒヤものでした。

 

バッテリーを剥がした後のiPhoneです。

その他の注意点

バッテリーを剥がす難関に比べれば、その他は全然大したことないです。

それでも、自分の経験上、注意しないといけない点を列挙しておきます。

  • 外したネジを無くさないようにする。
    iPhoneのねじはどれもものすごく小さいです。外した後に無くさないように何かの箱に入れておく方がよいです。(その際、外した位置がわかるように並べておく)
    =>iPhone5Cのとき、ネジを一本落としてしまい、行方不明になった。
  • ネジを締める際、力を入れ過ぎない。
    ネジを回しすぎるとネジ山がバカになります。
    =>外装を止める星ネジを力いっぱい回したため、ネジ山が緩くなってしまった。。。
  • 新しいバッテリー用を固定するためのテープは、液晶の保護フィルムのように片側のシートを外して、バッテリーに張り付けてからもう片方のシートを剥がす。
    =>マニュアルに書いてなかったので、何も考えずにテープを剥がしてしまい、一本、ダメにしました。。。

まとめ

それにしても、iPhoneのバッテリー交換はいつも面倒ですね。

ただ、バカ売れしているiPhoneだからこそ、サードパーティ製のバッテリーがこんなにいっぱいあって、充電池交換のノウハウも充実しています。

iPhoneだからこそですが、安く電池交換ができるのはとても良いですね。

 

アマゾンのレビューを見ていると、バッテリーによっては中古品や品質が良くないものが混ざっていることもあるようで、気を付けないと危ないようです。

ちなみに、今回購入したものは特に問題ありませんでした。

あと、バッテリー交換の際に、私のようにドンくさくテープを切ってしまうと、面倒ごとが増えます。

無理やり、ヘラでバッテリーを剥がすことができるのですが、リチウムバッテリーはとてもデリケートであまり無理をすると、燃えることがあります。

私も、バッテリーから煙が出て焦ったことがあります。。。

また、アマゾンのレビューでもいくつか、燃えたとありました。最悪、爆発するかもしれません。。。(リチウムバッテリはかなり危険です)

バッテリーを剥がす際、くれぐれも、金属製のヘラは使わず、ゆっくりと慎重に剥がしてください。(ドライヤー作戦はいい感じでした)

 

バッテリー交換後、一週間ぐらいたったのですが、娘に聞くと、特に問題なく使えているそうです。

前のへたったバッテリーと比べると、劇的に電池持ちは良くなったそうですが、20%増量の効果までは分からないそうです。

まあ、20%程度なので、体感できるほどわからないのかもしれません。

 

充電池の交換は自己責任になります。くれぐれもお気を付け下さい。

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