メインのアフィリエイトサイトは、今年に入ってからも相変わらずあまり記事を書けていないのですが、PV数の減少はなんとか止まったみたいです。
1月、3月は10万PV/月をなんとかキープできてました。
ただ、メインサイトのピーク時には24万PV/月近くあったものが、Google様の逆鱗に触れ、去年末にはなんと9万PV/月と、4割程度までに激減してしまいました。
《参考記事》 2017年のアフィリエイト総括-厳しい年でした。。。
ただし、これだけPV数が激減した割には、収益自体はそこまで落ち込んでいません。一番の理由としては、アドセンス収益が好調だからです。
PV数が相変わらず低迷しているにも関わらず、アドセンスだけはピーク時に迫るほど復活してきました。
そのアドセンスなのですが、少し前からやたらと「自動広告」という新しい広告をオススメしてきます。
ちょっと気になっていたのですが、メインサイトでいきなり掲載するのは怖かったので、お試しにと、こっちのブログに設定してみました。
元々、このブログは未だに月間で1,000PV程度しかなく、アドセンスも設置しておりませんでした。
そのため、「自動広告」でどの程度収益が上がるかはわからないのですが、ページごとにどんな風に最適化された広告が入るのか、確認してみました。
アドセンス「自動広告」は全自動で広告を最適化してくれる?
Google様の説明によると、自動広告のメリットは以下のようです。
自動広告には次のようなメリットがあります。
- 高品質なコンテンツの作成に専念できる。自動広告では広告の掲載と最適化が自動的に行われるため、手作業にかかる時間を節約できます。
- 増収が見込める。レイアウト、コンテンツ、既存の Google 広告に基づいてページを分析し、新たな掲載場所を特定できます。
- 使いやすい。掲載したい各ページに同じコードを 1 つずつ設置するだけで、自動広告を表示できます。残りの処理は自動的に行われます。
要は、機械学習によってページ構成を自動的に把握し、そのページに最適な広告を表示してくれるのだそうです。
一応、自動広告の公告設定として、以下の機能がオン、オフできます。
- テキスト広告とディスプレイ広告
- インフィード広告(記事のリスト内に広告を入れ込む、モバイルだけ)
- 記事内広告
- 関連コンテンツ(ある程度のPVが必要。モバイルだけ)
- アンカー広告(モバイルだけ)
- モバイル全面広告(モバイルだけ)
「Per page add to head」プラグインを使ってコードをセット
この「自動広告」を表示させるには、取得したコードをHTMLの<head>内に設定する必要があります。
さっそく、「Per page add to head」という、Wordpressプラグインをインストールして、取得した「自動公告」コードをセットしてみました。
通常、Wordpressで<head>を編集する場合、header.phpに直接書けば済みそうなのですが、テーマのバージョンアップ等で面倒なので、このプラグインで対応しました。
特に「Per page add to head」は、投稿だけ、固定ページだけにセットするなど、カスタマイズが簡単にできる点がよいです。
実際にセットしてどんな風に広告表示されるかチェック
「自動広告」コードを設定して、このブログの過去記事をいくつか確認してみました。
最初、しばらくは公告が表示されていなかったのですが、何回かアクセスすると表示されるようになりました。
最初はページ構造を解析しているのでしょう。。。
「自動広告」を表示させてみたファーストインプレッションは、「公告が多過ぎ!!やりすぎじゃない?」でした。
記事の長さによって、掲載する広告数を変えているようなのですが、アンカー広告、モバイル全面広告を含めると、1記事あたり6~9個もの広告が表示されていました。
ざっと、チェックしてみた感想です。
- 何といっても公告数が多すぎる!!特にモバイルが多いです。
- ファーストビューにいきなり広告を表示するのは、如何なものか。
特にPC版ではブログタイトルより上に広告を貼るなんて、どうかしています。 - 同じ広告が2つ、3つと表示されてます。何個も同じものを貼るな!
- アンカー広告、モバイル全面広告はやっぱり鬱陶しい!
これだけの広告が表示されると、収益面では確かにプラスとなりそうですが、正直なところ、かなり鬱陶しいです。
特にアンカー広告、モバイル全面広告は個人的にも大嫌いなので、速攻でオフにしておきました。あの広告が設定されているだけで、自分の中ではそのサイトの評価がガタ落ちです。
=>オフにしてもまだ公告が表示されているので、設定が反映されるまで少し時差があるようです。
ということで、この「自動広告」をざっとチェックしてみた限り、私はかなりイマイチでした。
まとめ
今回、アドセンスの新しい広告、「自動広告」について、どんな風に広告が表示されるか、チェックしてみました。
この広告の設定自体はとても簡単で、コード取得してサイトに設定するまで10分ほどで完了しました。
これだけで、ページごとに最適な広告が表示されるようになるので、とても楽ちんです。
また、検索してみると、「自動広告」で収益がアップしたとの報告も多いようです。
ただ、個人的な感想としては、これだけ広告を貼れば、そりゃ収益も増えるんじゃない?という感想です。
最適化というよりは、広告数で稼いでいる感じがします。
一時的にはこれでもよいかと思いますが、広告数が多くなると鬱陶しいため、確実にユーザー満足度を下げるはずです。
そのため、長期的にみると、離脱率の増加、滞在時間減少と、サイトにとってマイナスになる気がします。
また、アドセンス的にもクリックされない広告が多いと、サイトのCPC(クリック単価)が下がるので、うーーん、て感じです。
私のメインサイトではアドセンス広告を含めて、最大でも3つまでしか広告しないようにしています。
これは去年のフレッドアップデートの影響もあり、広告数をかなり制限したからです。一時期は、ページあたりの広告数を1~2に絞っていたぐらいです。(これはさすがに収益がガタ落ちしました。)
昔は、アドセンス広告も3つまでと決まりがあったのですが、Google様がどんどん、その制限を緩めてきています。
その一方で、SEO的には過剰広告なサイトに鉄槌を食らわすなど、会社として矛盾しているとしか思えないです。
この自動広告を見ていると、Google様が如何に迷走しているか、よく分かります。
Google様は、去年あたりのフレッドアップデートで、過剰広告のサイトはSEO的に評価を下げるといって、何回もアルゴリズムを変動させていました。
《参考記事》 GoogleのアップデートでPV数が半減-現在、緊急SEO対策中です
そのGoogle様が、自分のところの広告だけはいくつ表示してもOKなんて、こんなことでよいのでしょうか?
当面、このブログではこのままの設定にしておきますが、メインサイトへの導入は止めにしておきます。