2025年問題は待ったなし!将来、プア・ジャパニーズにならないために今何をすべきか

この記事は約9分で読めます。

2025年問題って知ってますか?

恥ずかしながら、私はこの言葉を最近知りました。

 

2025年に日本国民の3人の1人が65歳以上になり、人口減少、超高齢化社会が到来することで、いろんな問題が日本で噴出するらしいです。

あと、7年しかありません。既に、あちこちで問題が吹き出し始めています。

 

今から、超暗い世の中がやってくるのですが、今、自分にできることは何かを改めて考えてみました。

2025年問題とは何?

ずばり、以下の週刊現代の記事にすべて書かれていました。

《参考》 「2025年問題」をご存知ですか? 「人口減少」「プア・ジャパニーズ急増」…

2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎える。これが『2025年問題』です」

 

実際、「2025年問題」という単語は知らなかったのですが、この話題はずいぶん前から問題視されており、たまにマスコミでも取り上げられるので、ご存知の方も多いでしょう。

その原因は、私たちの親である「団塊の世代」が大量に後期高齢者となることと、近年の少子化により、それを支える若い世代がどんどん少なくなっているからです。

最近では、犬・猫のペットの数が子供の数を超えたと話題にもなっておりました。

そのため、今の日本の国民年金、医療保険制度はそのうち破たんすると、ずっと言われ続けております。

 

結構昔から問題意識があったはずなので、早めに対策を打てば、ここまで悪化することも無かったはずです。ただ、日本の政治家は選挙対策のために高齢者の人気取りばかりにまい進し、根本的な対策を何も打ってきませんでした。

そもそも、若い世代が減少し始めた段階で、今の年金政策、医療保険制度が破たんすることはだれの目にも明らかでした。

こんな状況にも関わらず、ちょっと前まで、政治家たちは100年安心の国民年金などと平気でウソをついていたのです。

もう、ここまで状況が悪化すると、日本の人口減少はちょっとやそっとでは止めようもないのです。

 超高齢化社会の問題点を再認識する

日本は世界に先駆け、これから超超高齢化社会に突入するのですが、このことはなんとなく情報としてみなが知っており、漠然とした不安を抱いている人も多いです。

2025年、実際に日本はどんな状況になっているのでしょうか。

改めて簡単にまとめてみました。先の週刊現代の記事によれば、こんな状態になっているそうです。

  • 国民の3人に1人が65歳以上になり、10人に1人はボケている
  • 医療費が増え過ぎ、それを抑制するため病院がどんどん潰れる
  • 人口減少により、地方では過疎化がますます進み、地方行政が崩壊する
  • 年金支給額が減額されると同時に、支給年齢も70歳以上になる
  • 「プア・ジャパニーズ」と言われる貧困層がかなり増える

これだけ、いっぱい問題が噴出すれば、お先真っ暗な感じです。

どれも、国レベルで対策しないといけない問題ばかりで、個人ではどうしようもないです。いくら、一人で子供をたくさん産んでも、もはやどうしようもないレベルです。

この中で、唯一個人として防衛できるのは、如何に自分が「プア・ジャパニーズ」にならないかだけです。

もう、良い大学、良い会社に入ってもダメなのです

一昔前、私の親たちの時代なら、良い大学に入って、一部上場の会社もしくは、公務員になることができれば、完全に勝ち組でした。

余程のことがなければ定年まで働くことができ、後は年金で楽々生活することができたのです。

そのため、親たちはこぞって自分の子供を学習塾に通わせ、良い大学にいくことだけを目指したのです。これが、団塊ジュニア世代です。

 

ただ、今の時代、そんな論理はとっくに破たんしています。

確かに、今でも良い大学を卒業すれば、就職には有利になります。しかし、良い企業に入ったからといって、将来を保障してくれることはもうないのです。

それだけではダメなのです。

 

私も、一応は大企業と呼ばれる会社で働いており、それなりの給料を貰ってはいます。

一緒に働いている下請の人たちに比べれば、はるかに高給です。(歳とっていることもありますが。。。)

ただ、数年前には会社が経営破たん状態になり、もうちょっとで潰れるところまで追い込まれました。

実際、給料もかなり削られ、ボーナスも出ず、年収も軽く100万円以上は下がってしまいました。

それもあって副業で始めたのがアフィリエイトです。

《参考記事》 アフィリ初心者のご参考にアフィリエイトサイト運用歴を公開-諦めたらそこで終わりです

あの当時には、うちの会社でも大量の自主退職者を出し、自分に自信がある人たちは真っ先に辞めていったものです。

残った人たちの中でも、使えない人たちは会社から退職勧告されて、ほとんどクビ同然に退職した人もいました。

割増し退職金はもらったものの、その後、なかなか就職できなかったという話をいくつも聞きました。

それでも、会社が潰れなかっただけまだマシです。

この時代、大企業だから潰れないなんてことは、もはやないのです。私がいる狭い業界だけでも、いくつもの大企業が潰れたり、買収や吸収合併され、たくさんの人たちがクビを切られました。

みんな、厳しい大学受験の競争に勝って、大企業に就職できた人たちです。

その仕事、ロボットでもできませんか

さっきの記事にもあったように、これからの時代、少子化のため日本の労働人口はどんどん少なくなっていきます。

それもあって、今は就職市場が売り手市場になっているようです。完全にプチバブル状態になっています。

私たちのときの、バブル崩壊後の超氷河期時代に比べれば、夢のようです。

ただし、売り手市場なのは中小企業の話だけであり、大企業では未だにかなりの買い手市場のようで、大企業志向がかなり強いです。

実際、今の学生たちは売り手市場という言葉に踊らされ、中小企業ではなく、自分も大企業に入れるのでは?と、就職のミスマッチがあちこちで起こっているのだそうです。

 

よく考えてみて下さい。

大企業に入ったから安心、なんて世の中ではもうないのです。

 

今、世界での日本の競争力は低下の一途をたどっています。今はまだかろうじて、円の価値も高く、世界経済に対する影響力もまだ残っていますが、いつまで持つか、風前のともしびです。

このまま、日本の労働人口がどんどん減っていけば、当然生産性も低下し、経済活動も縮小するので、どんなことになるか、火を見るより明らかです。

 

ただ、日本の企業もバカではないです。こんな状況の中、生き残るためには何をすべきか、よく分かっています。

今、賢い企業では、RAP(Robotic Process Automation)という、単純作業のロボット化がどんどん進められています。

ロボットを使って、生産性を上げ、足りない労働力を補おうとしているのです。特に今は、一般事務の仕事がどんどんロボットに置き換わっています。

すると、今まで単純作業しかやってこなかった人たちはどうなるのでしょう?

他にできることがなければ、会社としては要らない人たちになるのです。当然、給料が下がるか、最悪、首を切られるしかないのです。

かつて、工場の生産がロボットに置き換わったように、ホワイトカラーの中でも単純作業しかできない人たちは、すべて切られていく時代になったのです。

日本の大企業では、未だに社員のクビを切ることに抵抗があるようですが、そんなことを言ってられない時代がすぐそこまでやってきているのです。

 

これも週刊現代の記事ですが、あのお堅い銀行が真っ先にRAPを導入し、大量の要らない人たちが余ってきている現状がよく分かる記事でした。

《参考》 ついにメガバンクに「大失職時代」がやってきた!

言い換えれば、これからの時代、単純作業しか出来ない人は、ロボットに仕事を奪われるのです。

お金持ちになるためには、人と同じことをしていてはダメ

では、将来、自分が「プア・ジャパニーズ」にならないためには、今から何をすればよいのでしょうか。

「プア(貧乏)にならないため」ということは逆にいうと、どうやったらお金持ちになれるかを考えないとダメなのです。

要は、年金なんかに頼らなくても、食っていけるだけの資産を自分で作ればよいのです。

定年退職してからでも、バリバリ働けるだけのスキルを身に付ければよいのです。

年を取ったら、国に面倒をみてもらおうなんて甘い考えをもっているから、貧乏になるのです。

 

お金持ちになるというと、なんだか漠然として何をすればよいのかわからないのですが、最近読んだ本がとても面白かったのでご紹介しておきます。

タイトルは「お金持ちの教科書」なのですが、残念ならがこれを読んでもお金持ちになる方法は書いてなかったです。

ただ、お金持ちの人たちにはある種独特な考え方があり、それを真似することがお金持ちになるための第一歩になるそうです。

お金持ちになるためには、普段からどんな風に物事を考えればよいのか、実例を元に色んなケースが書かれてあり、とても興味深かったです。

最近、Kindle Unlimitedで読んだ中では、ピカイチでオススメです。

 

特に日本人は、目立つことを嫌い、みんなと一緒のことをしていれば安心するのですが、人と同じことをしていては、決してお金持ちにはなれません。

逆説的にいうと、これからの日本没落の時代、人と同じことをしていたら貧乏になるのです。ロボットに奪われるような仕事しかできない人は、貧乏になっても文句は言えないのです。

まとめ

今回、2025年問題の記事を読んで、改めて痛感したのですが、将来、自分が「プア・ジャパニーズ」にならないためには、今すぐ行動することが大切なのです。

勉強でも、ブログでも、資産運用でも、何でもいいのです。まずはとにかく行動することが大切なのです。

《参考記事》 ウェルスナビのロボアドバイザーで楽ちん資産運用-運用実績はまさかの赤字

 

2025年問題については、「年金がもらえるか不安だ」、「将来のために貯金をしなければ」と思っている人も多いはずです。

ただ、漠然と不安に思っているだけの人はたくさんいるのですが、何か行動する人というのは、案外と少ないです。日本人はものすごく保守的なのです。

実は、それがチャンスになるのです。

他の人がマゴマゴしている間に、行動するのです。思っている、考えているだけではダメで、何か行動しないと何も始まりません。

十分に考え、素早く行動することが、他人と違うことをする第一歩なのです。言い換えれば、お金持ちになるための第一歩なのです。

 

最近、電車の中で回りを見渡すと、サラリーマンでもスマホでゲームしている人ばかりが目立ちます。確かに、ゲームは面白いですが、いくらゲームをやっていても、自分を成長させることはできません。

お金持ちになるためには、他の人と違うことをしないとダメなのです。みんながやることをみんなと一緒にやっていてはダメなのです。

自分の子供たちにもよく言っているのですが、もし、ゲームをするなら、それを究めて一番になるぐらいの気負いが必要だと。本気でやれと。

ゲームでもその道を究めれば、それだけで十分に食っていけます。実際、プロゲーマーってものすごく稼げるそうです。

タイトルとURLをコピーしました